内容説明
江戸を大混乱に陥れる『酒顛の酒』を捜査している半蔵たちは、足柄金時神社に目をつけていた。そんな時、酒が湧かなくなってしまった『金時盃』から溶岩の人形が出現した。溶岩人形の炎で、豊臣方の作戦本部だった神社は焼け落ちてしまう。金時盃が鬼神であることを知った風音と葛葉は、縛すことを決心するが…。雑誌『COBALT』の好評連載に書き下ろし『闇に消えた月』を追加収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レイタ
1
再読。解決編。キャラ紹介絵凄くカッコいいけど見分けつかないよね。ついに海上で縛してしまう風音様。ただの高耶さん…もごもご。あと残りは3匹。後半は番外編の闇に消えた月が収録。この巻にちろっと登場した榊が自身と才蔵の苛烈な半生を語る。作者が無心で書いただけあって、緊張感とか濃さや面白さが正直全然違う…(別種な小説かもしれないが)濃い忍び小説となっていて凄く面白い。あとやっぱり作者の書きたいのが男なんだと思うな。主人公ズは現代漫画風キャラだからなのか、女の子だからこその共感もないしなあ。この巻とっておくか迷う…2017/02/22
みや
0
手放す前に再読。2014/07/04
みや
0
☆☆☆2006/03/09
沙ク
0
コンビに溝が生まれてそわそわする回。才蔵の過去話も入っていてとてもおいしい一冊でした。縛魔伝に出てくる人たちはかっこよすぎる。2012/10/24
punto
0
追記。2007/07/14