内容説明
親友の一周忌の夜、したたかに酔ったぼく(修平)は、ひとりの少女と出会った。彼女の名は、ミオ。17歳。それ以外はわからない、不思議な妖精のような少女だった。そんな時、母と暮らしている姉から、電話が入った。ミオの存在にどこか心安らぎながらも、ぼくは仕方なく母と会うことになった。ぼくと姉とは父親が違う。父と母は、最後まで愛を通い合わすことなく、離婚したのだ…。
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