出版社内容情報
二十歳をすぎれば嫁き遅れ。そんな千年王国にあって、三十路の元・美しき公爵令嬢クリスティアナは色恋とは無縁の放蕩生活を謳歌していた。ところがある日、二人の美しき王子から縁談が舞い込んで!?
せひら あやみ［セヒラ アヤミ］
著・文・その他
加々見 絵里［カガミ エリ］
イラスト
内容説明
千年王国では、二十歳を過ぎれば嫁き遅れ。かつては「比類なき一粒真珠」と称えられたクリスティアナも、今やぽっちゃり上等な三十路となり、色恋とは無縁の放蕩生活を謳歌していた。ところがある日…王国の美しき双子の王子から、なぜか同時に求婚されて！？「僕を愛して」「俺を欲しろ」…もちろんお断りなクリスティアナは全力逃亡しながらも王子と自身の過去に向き合うことになって…？
著者等紹介
せひらあやみ［セヒラアヤミ］
東京都出身。「異形の姫と妙薬の王子」で、２０１１年度ノベル大賞佳作を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れーち
5
★★★★☆2019/03/10
よっしー
4
コバルト文庫で三十路、ぽっちゃりヒロインとは！いや、なかなか面白かった。お相手は…う～ん、もうステファニーで良いんじゃね？（個人的に王子なら黒い方がいいかな？）2019/07/03
Tea Chayama
3
三十路ぽっちゃりの婚期を逃した姫が美形二人に求婚される、という説明と「このヒロイン規格外」という言葉に興味を持ち読んだ。 面白いことは面白いけれど… 王子たちに惚れられる経緯がイマイチ謎だし、姫もただの浮気性にしか見えず。 ステファン君とくっついて、それを王子たちが「なびかせてみせる！」と躍起になるようなドタバタエンディングなら良かったのになあ、と思っている。2020/09/06
千代
3
帯に規格外なヒロインとの煽りがあったけど、体型以外はそうまで規格外とは思えず…。最終的に、どのあたりが王子たちを惹きつける要因になったのかわからなかったので淡々と読了。う～ん、放蕩生活を謳歌する三十路令嬢（独身）がヒロインだったので期待していただけに残念。個人的には侍女のステファニーの役回りが好き。続刊はこの二人の掛け合いがメインになりそうでそちらの方に期待。2019/01/04
夜野
3
このヒロインは酷い（誉め言葉）。欲望を押さえず自由に生きてるのが言動と体型にしっかり現れてる（元）絶世の美女。デブだしわがままだし、好き嫌いが分かれそうだけど自分は好き。イラストはマスコット風で可愛らしいけど、アラサーデブ。女装侍女との言いたい放題な関係性が良かった。ヒーローはどちらかといえば黒王子派。恋愛展開としてはこれからが美味しくなりそうなところだけど、続編には王子は出てこなさそうなのが残念。2018/12/30
