コバルト文庫<br> 錬金術師は禁じられた現を超える―マンドラゴラの妙薬と人魚姫の恋

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コバルト文庫
錬金術師は禁じられた現を超える―マンドラゴラの妙薬と人魚姫の恋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086080620
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時を超え記憶を失ったままのセラフィーヌは、錬金術師のカリオストロ伯爵と弟子アレクサンドルとともに、昔住んでいたR女子修道院跡に向かう。旅の途中、謎の青年錬金術師シャルルに出会うが…?

錬金術師は終わらぬ夢をみる―ゆがみの王国のセラフィーヌ』続編。

内容説明

錬金術師カリオストロ伯爵、その弟子のアレクサンドルとともに、記憶喪失のまま旅を続けるセラフィーヌ。一行は、セラフィーヌがかつて住んでいたR女子修道院跡に向かう。そんななか出会った青年錬金術師シャルルの境遇に同情したセラフィーヌは、幻の薬草「マンドラゴラ」をあげてしまうのだが!?セラフィーヌの秘められた能力が豊かに花開く!錬金術師ラブロマンスは加速を始める…!

著者等紹介

一原みう[イチハラミウ]
『水恋花』で第160回短編小説新人賞受賞の後、『大帝の恋文』で、2013年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陸抗

14
記憶喪失のセラフィーヌが、昔住んでいた女子修道院跡を探しに山の中へ。なんか巧妙に、痕跡を消され過ぎてる気もするなぁ。カリオストロ伯爵自身も謎が多いし、全貌が明かされるのはまだまだ先なのかな。2018/06/05

みみずく

13
前作からの続き。セラフィーヌのかすかな記憶を頼りに南仏のR女子修道院跡を訪ねる三人。少しずつ進むのだけど、いろんなやりとりでセラフィーヌに前作以上にイライラしてしまった。そんな彼女にきっちり言えるアレクサンドルは大事な存在だわ。でも彼女を大事に思っているからこその助言をしてくれるいい奴だった。今回は『人魚姫』の話を使って「ほんとうの希望とは、善行とは」をそれぞれが考えていくという話でもあった。少しだけ謎が解けたような…気がする。続きがあるのかなー? 2018/09/30

ちぃ

7
難しかった···。小説に対するやる気を無くすような小説だと感じました。基本的に書きたい方向性と作者の筆力、読者のニーズがズレてしまっています。一方で時代に恵まれればヒットすることも不可能ではなかったでしょう2023/06/01

punto

7
すれていないというか、いつまでも学習しないと言うか。変わったヒロインです。読んでいて腹は立たないけれど、共感もできない。伯爵の良さを感じられないところがちょっと困ったところです。続きは電子版だけのようなので、ひとまずここまでにしておくかなと思います。2019/07/27

よっしー

4
続きが出て良かった!まだまだ謎だらけなので続きが気になる&楽しみ。2018/04/05

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