出版社内容情報
内容説明
新たなる世界の創立と安寧をラエスリールに託し、その実現に成功した闇主。世界には恒久平和が訪れるはずだった。しかし、彼の脳裏にはある懸念がよぎっていた。かつて創造主が存在していた上位者たちの世界。創造主をも滅ぼした泥闇という「負の結晶」がその世界から圧力をかけ始めていた。闇主は決意する。生命をかけて「負の結晶」を阻止することを。『破妖の剣』全シリーズ、堂々完結。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1987年『眠り姫の目覚める朝』で、第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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べべっち
12
ついに完結かーデビュー以来のお付き合いだから長かったけど、終わってくれて良かった(^ω^)他のシリーズもお願いしたい(^人^)2017/12/31
陸抗
11
最終巻。最初に読み出したのが中学生だったので、このシリーズとは随分長く付き合ってました。今後も闇主に振り回されるラエスリールなんだろうなぁ。…逆か?2017/12/02
鳩羽
5
安定したかに思えた世界だったが、創造主たちの外の世界の汚泥が侵食している気配を闇主は感じていた。そして世界をもっと確かなものにするために、失われた妖主の座を継承することを思いつく。その準備をしているところに、外の汚泥が操る妖貴が迫っていた。妖主たちが集まって和気藹々、とは違うけど、まあそんな感じでわちゃわちゃするのを読むのは楽しい。めちゃくちゃはしょったけど、久しぶりにイリアちゃんも出てきて、一応回収しきったのかな?長いシリーズお疲れ様でした。中学生の時、一番好きなシリーズでした。2020/03/20
シュウ
5
無事完結。よかった。 2018/09/08
カイ(えり)
4
完結。 一応伏線は回収されてるのかな?2020/04/05