出版社内容情報
覇権をかけた戦いに敗れ、女皇の座をラエスリールに譲った燦華は、緋陵姫と乱華と共に世界を巡ることに。時にいがみ合いながらも次第に打ち解けていくが、ある町で三人を襲った衝撃的な事件とは…?
内容説明
覇権をかけた戦いに敗れ、女皇の座をラエスリールに譲った燦華。緋陵姫と乱華と共に世界を巡ることに。時にいがみ合いながらも次第に打ち解け、一つの調和を生み出していく。世界に腐食をまき散らし、喰らい尽くす存在である穢禍。その欠片が残存する村・イズウェルにしばし滞在することになった三人。イズウェルの穢禍を目の当たりにし、その変化に驚きを禁じ得ない燦華に起こる事件とは?
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
11
緋陵姫達の、その後の話。まだ世界に残る穢禍を集め、死に近づく緋陵姫が残した約束等。次で番外編は終了らしいけど、随分前の番外編に出てきた、ラスの娘(だよね?)とかは出てくるのかな…。2017/09/02
鳩羽
9
各地に散った穢禍を回収していた散華、緋陵姫、乱華たち。人間社会に同化するものもいれば、知恵を身につけ散華にたてつくものも現れた。緋陵姫を狙った攻撃から、身を挺して庇った乱華の損傷は大きく…。正直、この姉弟にはもうそこまで共感ができないので、生きてるのか死んでるのか、肉体も入れ替わってるし、うーんって感じなので、この上さらに存在がいじられることにもやもやする。衝撃の展開というほどでもないのかな。2020/03/20
シュウ
6
乱華の展開にはびっくり。2018/09/08
セイ
6
終了後の外伝2冊目。緋稜姫がスポットかな。楽しく読めたけど、闇主ロスな私はできたらそっちの話をお願いしたいです。3冊目に期待です。2017/11/25
Norico
5
元女皇と緋陵姫、リーダイルのその後。2022/06/03