出版社内容情報
忌み子の王女ユリアーナは頭が悪いふりをしつつ、医薬の研究や飢饉に備えての南瓜作りに取り組んでいた。ある日、魔性の力を持つという忌み子を警戒する父より、異端審問官クラウスが遣わされ……?
長尾 彩子[ナガオアヤコ]
宵 マチ[ヨイマチ]
内容説明
忌み子の王女ユリアーナは天然で頭が悪いふりをしつつ、医薬の研究や飢饉に備えての南瓜作りに取り組んでいた。そんなある日、魔性の力を持つとされる忌み子を警戒する父王より、異例の若さで異端審問官となった少年クラウスが婚約者という名の監視役として遣わされてくる。「貴女のお傍を片時も離れるわけには参りません」と宣言した彼は、本当に一瞬たりともユリアーナの傍を離れず…?
著者等紹介
長尾彩子[ナガオアヤコ]
東京都出身。「にわか姫の懸想」で、2010年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぐっち
29
「純白の聖女様」!に恋してるクラウスには最初どうしようかと思いましたが、両片想いのじれじれ感でなかなか良かったです。天然のふりをするヒロインもなかなかよかったし。それにしても、コバルトのキワ攻め・・・これはキワの向こう側にいっちゃってる気もしますがOKなのでしょうか。2016/11/20
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
29
久しぶりのは、コバルト文庫♪背表紙が白になってどの作家ってのはわからなくなったかな。今作はすごっく甘々でした。辺境の地でかぼちゃを作って過ごす王女様。異端といわれるがどうしたらあんな性格になった?普通、もっとひねくれるよね。宗教を重んじる国家って怖いわ。けど、クラウスみたいな人がいると変われそうだね。2016/11/16
でんか
20
ふつうなかんじ。シリーズ二作目。双子の片割れのため、忌みごとして田舎に封じられて育ったヒロイン、ある日異端諮問官がやってきて自分と婚約と告げる、てな話。一個一個のエピソードはうまいと思うのだが、つなぎが弱くてパッチワークみたいだ。改邪聖省を改革したすごいひと、という触れ込みのヒーローが17歳。さすがにちょっと若すぎやしないか。忌み子と言われ、父親からも疎まれてるふうのヒロインが、かなり厚遇されているのも良く分からん。挙句に二か月ぶりに帰ってきたヒーローの事が誰かわかんないヒロイン。色々惜しい。2019/10/20
さなえ
15
理性的な医者と聖職者の想いのすれ違いが楽しかった。相変わらずヒストリカルなのに現代的なものが同居する不思議な世界観。やはり姉は優しく父と兄が酷い。後書きによる前作の200年程前らしいが技術的にも文化的にも大きな変化は感じない。しかし、忌み子で小さな村の領主に過ぎないのに宝石買えるとか、愛情やら栄誉名声は無いけど生活は豊かなのかな。前作に引き続きヒーローは歪んだ愛のレーベルでもいけそうな執着ぶりだったが、ヒロインが理性的で自立してるので良かった。2017/08/28
すがはら
12
無表情で危ない台詞を吐くクラウス、激好みです。完全に持っていかれました。外見が可憐な年下少年なのも良い効果になっていました。こじらせ思春期で自分の恋情にショックを受ける様も楽しかったです。最後も無理に成長させなくて良かったのになぁ。子供でも狼は狼でしたって流れの方が、こじらせてちょっと病んでる疑惑のある少年ヒーローの味が活かせたと思うんですけどね。2017/03/05




