コバルト文庫 黄金の淑女（ゴールデン・レディ）―わたしは犬じゃありません

白川 紺子【著】

集英社（2015/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 279p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086018470
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

ある事情から13歳で逃げるように故国を離れたエリアーヌが宮廷女官になって4年。「目立たず・地味に・慎ましく」をモットーに生きてきたのに、突然、第二王子のクロードに騙され結婚させられて!?

内容説明

十三歳で逃げるように故国を離れ、隣国で宮廷女官となって四年あまり。“黄金の淑女”と讃えられた亡き母譲りの琥珀色の瞳も隠し、目立たず・地味に・慎ましくをモットーに生きてきた―はずが、エリアーヌは予期せぬ事態に陥っていた。完全無欠の貴公子と讃えられる、王子クロードに求婚されたのだ…！エリアーヌは強引に花嫁にされ、クロードのしつけに翻弄されるが…！？ラブコメディ！

著者等紹介

白川紺子［シラカワコウコ］
三重県出身。『サカナ日和』で第１５４回雑誌Ｃｏｂａｌｔ短編小説新人賞に入選の後、『嘘つきな五月女王』で２０１２年度ロマン大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツン]

ヒロインは王子からも愛されているんだけど、犬からも愛されていて、とてもいい。

2025/01/04

[葉月たまの]

リリー骨董店の作者さんの読み切り！　わんちゃんが可愛かった！　わたしはにゃんこ派だけどわんちゃんもいいよね♪。悪人らしい悪人がいなかったリリー骨董店と違って、この作品には明確な悪人がいた！　この作者さんの他の作品も色々読んでいこ〜♪。

2015/09/10

[さや]

★★★☆☆小さい頃からヒロイン一筋で、肖像画を描かせて飾るくらい溺愛しているのに、本人を前にするとドＳになってしまうヘタレヒーローのお話。照れ隠しと知りつつも“しつけ”と言いながら額にキスをするのはいかがなものか。部屋に肖像画…と聞くと某変態王子を思い出す。変態溺愛度はあちらの方が上だけど。ドレスの描写が丁寧で、頭で「こういう形かな」と思い浮かべるのが楽しかった。積読にしてある棘公爵と通じてる所があるらしいので、そろそろ読んでみようかな。

2016/11/03

[ぐっち]

執着気質なヒーローと、鈍感なヒロインの組み合わせで、楽しかったです。わんこたちが可愛い～。

2015/08/13

[のんたん]

シャルル以外はみんな可愛いお話だった♡とくに犬…(^^;;作者さん、犬大好き？鈍感ないじめられ属性のヒロインと素直になれないツンデレヒーローもとっても可愛かった。それにしても諸悪の根源はシャルルの父王では？彼とヒロイン母の真実の話にも興味あるな〜。

2015/08/09