出版社内容情報
框一族との死闘、ついに決着!!
框一族の陰謀で、越後のある地域から神仏が封じ込まれてしまった。神仏の力で怨霊を調伏する“上杉夜叉衆"は最大の武器を奪われ、次々と框一族に破れる。大将・景虎も猩々の手にかかり死亡…!
内容説明
猩々との闘いの中、喀血に倒れ息絶えた景虎。だが使命を全うせずに死ぬなど彼には許されず、闇雲に掴んだ新たな宿体へと換生する。それは神隠しに遭い言霊の神通力を得た六郎太だった。だが悔やんだところで事態は変わらない。框の長・蘭陵王の企むままに神々は隠され、宇具奴神の力は強まり、春日山城へ侵攻する手立ては進む。景虎は六郎太として宇具奴城へ迎えられ蘭陵王と対峙するが…。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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