コバルト文庫<br> 風の王国―王杖の守者

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コバルト文庫
風の王国―王杖の守者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086016612
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ヒストリカル・ロマン、ネパール激闘編!
ネパール行きの同行者にゲンパを希望した翠蘭。しかし、以前彼が引き起こした事件が原因で臣下たちに反対されてしまう。ラセルの説得もあり、何とか承認を得て旅に出るが…。

内容説明

チム氏の次男ゲンパに出仕を要請しに行った翠蘭は、王玄策一行がギャカルで捕らえられたとの報せをうけた。翠蘭は奪還のための派兵を決め、自らもラセルを連れてゲンパとともにネパールへ向かう。ラセルが王としての素質を示しつつあることを喜ぶ翠蘭。一方、出仕を回避するために翠蘭を罠にはめたはずのゲンパは、いつのまにか翠蘭の思惑どおりに事態が動いていることに苛立つのだが…。

著者等紹介

毛利志生子[モウリシウコ]
龍谷大学文学部卒業後、生花の専門学校、トリマー専門学校を卒業。『カナリア・ファイル―金蚕蠱』で’97年度ロマン大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカ

8
ネパール編。翠蘭の行動力には毎回感心させられる。名前を呼ぶことで相手を従わせる、名前を呼ばれることで相手に縛られる、と言うゲンパがそれを超越したところにいる翠蘭に翻弄されるのがとても好き。今回はラセルの成長にも感動。大きくなったなあ…。2012/10/25

kazunorie

6
シリーズ長いと、読み始めに前作を思い出すのに苦労する。しかも、いつもヒロインは走り回って騒動の真っただ中。ヒロインなのにヒーローのように大活躍中。いいぞ、翠蘭。私は、君の生き方大好きかも。しかし、君のお付には、あんまりなりたくないかな、心臓に悪すぎる。2012/10/09

シュウ

5
ラセルの成長が頼もしい。ゲンパは癖がある人物だけど、ラセルに対しては素直なところがあるな。2017/07/14

プリムローズ

5
一般に、少女小説のヒロインっていうのは、格好いいお付きがつきものだけど、本作はヒロインだけで十分格好良いから満足だ。でも、翠蘭一人に大分負担が行きすぎな気がするから、リジムや朱瓔に代わる支えがほしいところ。2012/10/10

5
このシリーズすごく好きなんだけど、どうしても前の巻の話を忘れがち。ゲンパってそんなにみんなを怒らせることしたんだっけ・・・?と思い返しながら読みました(汗)。正直リジムが登場しなくなってからは物足りない。もっと翠蘭とリジムの話を読みたかったなぁ。そこだけは史実に忠実じゃなくてよかったのに・・・残念。2012/09/15

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