出版社内容情報
いざ、王妃と全面対決…!
美しさと特技で、宮廷中の話題を独占するバジル伯爵家一行。その人気と存在感が高まるが、一方、王妃は西州への増税を押し通そうとする。反発するウイリアムたちに、王妃はゲームを仕掛けてきて…!?
内容説明
王妃主催の“バス・パーティー”を妨害したことで、王妃に対してはっきりと宣戦布告をしたウイリアムたち。だが、颯爽と宮廷に乗り込んできた美しきバジル伯爵家一行の人気が衰えることはなかった。ジュリエットにも少しずつ宮廷の人間模様が見えてきたが、一年ほど前、「ミイラ化した人間の左手」が玉座に置かれるという奇妙な騒ぎが起きていたことを知って…！？待望のシリーズ第６巻。
著者等紹介
松田志乃ぶ［マツダシノブ］
東京都出身。『飾りじゃねえのよ、天使は。』で雑誌Ｃｏｂａｌｔ短編小説新人賞に入選の後、『花ざかりの夜』で２００５年ノベル大賞佳作入選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりもん
19
ますます王女との対決に向けての緊張感が出てきた。大魔女オールド・ローズを呼び出そうとしている王女の方が有利なのか？イヴニング・フェイスがどこまで対抗できるのか気になる。ベンジャミンが味方になってくれないかな？2012/06/11
はなりん
9
王妃との対決序章ってとこかしら。王妃はほんとに不気味でジュリエットとの入浴シーンは何が起こるのかハラハラした～。でもなんか主人公チームはどこか呑気で負ける気がしない（笑）。結構、敵陣で緊迫してるはずなんだけど、キャラ達のおかげでほのぼのしてて重くならないのがいい。2013/06/29
むつぞー
9
次のための導入的物語。ということでちょっと糖分低め。 だからこそ次回からの対決が気になる！楽しみです。2012/07/16
雨蛙
8
リオンの純情は報われないとわかってるけれど、かわいいなあ。王様の気持ちがよくわかる。2012/06/05
しゃちおおかみ
7
こんな風に対戦相手のひととなり？というか因縁をキッチリ描いてもらうと次刊がじっくり楽しめそうです。しかし大将戦だと思われた組み合わせが、まさかのジュリエットと･･･！そういう持って行き方が相変らず上手だなあ～と思います。それで愛妻危機一髪の時にウィリアム様が思いも寄らぬ手段を講じる規定路線を大変楽しみにしております。ジ・アザーズがちゃんとしたキャラになって、最初の頃のふざけた感じの魔女絡みが安っぽく感じたのが遠い昔･･･きっと作者サン的にはスタンス変わってないのだろうけど。2012/06/16
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