出版社内容情報
京都の結界を弱めているものの正体は!?
高校生陰陽師の健流は、非常勤講師の蒼の命令で、京都のパワースポットの調査をすることに。途中で千尋と会って浮かれていたのもつかの間、平安神宮で巨大な邪霊に襲われる。その正体とは…!?
内容説明
陰陽師を養成する高校に通う健流は、非常勤講師で現役陰陽師の蒼に命じられ、京都のパワースポットを調査することに。憧れの千尋も同行することになって浮かれていたのもつかの間、二人は平安神宮で巨大な霊に襲撃された。どうやら現世に対する強い執着を残しているらしい。“絶対霊感”の能力で霊の正体を見破った二人は、それが京都に都を移した立役者、桓武天皇だったことに驚いて…。
著者等紹介
七穂美也子[ナナオミヤコ]
1992年にスーパーファンタジー文庫「凶星~いかなる星の下に」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダージリン
11
この本を読んで、平安神宮とか出てきた神社仏閣に行きたい気持ちになります。御名方先生の小姑ぶりに笑いつつ、平安遷都の裏事情にくわしく?なれたかな。女の子に優しい麒麟がプリティ(笑)。2012/03/31
名駿司
9
★★☆☆☆ 前作と同時代、桓武天皇が守護への強迫観念により怨霊化。和気清麻呂・早良親王の協力を取り付けて昇華。歴史的には桓武天皇が悪霊になる理由が弱い。しかし高校生健流、言葉遣いを覚えろ(笑) いいコすぎる千尋もそろそろ鼻につく。2019/02/09
ゆん
5
歴史の解釈がいつも独特で、作者さんはかなり勉強されてるんだなぁって感心しちゃいました。今回かなり高感度が上がったんじゃないか、健流君(笑)しかし、蒼の邪魔は激しそうだから、ラブラブは、かなり先の事かもなぁ…頑張れ2012/06/21
夏姫
5
この本を読むたびに京都に行きたくなります(笑)恋愛関係は少し進展したかも?でも保護者の妨害があるので先は長いような気がする健流くんがんばれ2012/04/09
ネムコ
4
今回も有名人が目白押し! 千尋ちゃんの気持ちを考えて、ギリギリまで頑張った健流クンは好感度UP!ですねっ♪2012/04/03