コバルト文庫
記憶泥棒―きっとあなたを好きになる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784086016018
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

秘密の恋人が記憶を失ってしまったら──!?
王子アドリアンが魔物に記憶を奪われた。女騎士リュドミカとの秘密の恋も、すべて忘れてしまったのだ。真実を伝えられないまま、彼の記憶を取り戻すため魔物を追うリュドミカだったが…。

内容説明

誰からも慕われる王子アドリアンが、魔物に記憶を奪われてしまった。王子の秘密の恋人だったリュドミカは、すべてを忘れてしまった彼に、事実を告げることができない。もともと許されない恋だから―迷いながらも、騎士団の一員でもあるリュドミカは、王子の記憶を取り戻すために魔物を追う。だが上司でもある当の王子は、やる気があるのか微妙な態度で…?身分違いの恋の行方は。

著者等紹介

神埜明美[シンノアケミ]
4月18日生まれ。北海道出身。『呪殺屋本舗』で2006年度ロマン大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

でんか

8
蔵書整理で再読中。すきなほん、なのだが…。短編が二つ収録されてます。記憶喪失&女騎士&身分差という鉄板ネタで、じれじれする物語。ヒロイン・リュドミカが良い子です。王太子・アドリアンの方がが記憶喪失なんだが、なんとなーく好きな感じが漏れているのがよろしいです。ネヴィルも、適当に腹黒なツンデレさんでいいですよ。サスペンス的要素も上手く盛り込んであって、甘さも控えめながらいい感じのさじ加減でもってあります。ただ、ですな、もう一冊出たっきりで、未完なのですよ……。それがたいへん欠点だと思うことです。2017/11/06

シュウ

6
記憶喪っても、以前と変わりなく振る舞えれるって、凄いかも。2018/10/10

つぶあん派

5
凄く好みなのに物足りない。王子と女騎士の許されない恋愛。記憶をなくした王子と、再び結ばれるまでにもっと山あり谷ありでもよかったなぁ。ネヴィルフラグたったのかと勘違いした。とはいえ、記憶がなくても想いは消えないというのは凄くきゅんとくる。2014/03/24

みかづき

4
設定買い。秘密の恋人が記憶喪失になったら、というのに大変そそられました。物語は面白かったんですが、いまいちアドリアンが記憶喪失に思えず…。作中でもいわれてはいますが、記憶喪失になって半年の人にどうしても見えません。王子も隊長職もこなしている上に、隊員を躊躇なく「仲間」と言ったりするので。親の顔から覚えなおさないといけなかっただろうに、母と普通に親子な会話をしているし…。いくら優秀で人格者でも…と終始もやもやしたものを抱えながら読むことに。切ない話を期待していたので、そこもちょっと残念でした。2012/01/09

月城麻由

3
イラスト買い。でも意外と面白く読めた。アドリアンが記憶喪失という感じはあんまり無かったけれども、設定はなかなか面白かった。ただちょっとオチが弱かった気がするのは私だけかな。キャラとしてはリュドミカとネヴィルがお気に入り。もし続篇が出たら買いたいと思います。 2012/01/21

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