出版社内容情報
高校生陰陽師の歴史ミステリー!!
陰陽師を養成する高校に通う健流。謎の暗黒龍に襲われるが、間一髪で健流を救ってくれたのは、高僧・空海の霊だった。京都の結界が弱まり、邪霊が活発化していることを知った健流は、ある“霊"を訪ねて…!?
内容説明
陰陽師を養成する高校に通う健流は、霊の正体を見抜く“絶対霊感”の持ち主。学園で飼育している神獣を散歩させていた健流は、京都駅前で暗黒龍に襲撃される。危ないところを蒼に助けられたが、二人の前に謎の法師が現れ、京都の結界が弱まっていることを告げた。暗黒龍の使い手が平安京に恨みを持つ者だと知った健流は、京都守護のため、法師と関係が深いある高僧の霊を訪ねることに…。
著者等紹介
七穂美也子[ナナオミヤコ]
11月5日生まれ。1992年にスーパーファンタジー文庫「凶星―いかなる星の下に」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
名駿司
8
★★★☆☆ 空海と最澄の間柄は知っていたが、そこに薬子の変を絡めてこのストーリーにする手腕は流石プロ。最後はドリームチームで薬子を説得。 2019/02/07
ダージリン
8
今回は龍がいっぱい!他にも朱雀・青竜との交流がうらやまし過ぎる~(笑)。最澄と空海にそんなドラマ?があったとは・・・ちょっと興味が出ますね(笑)。2011/12/29
ゆん
3
今回は最澄と空海ですか。またしても独特な解釈で展開されるドラマは、さりげなく歴史の勉強も出来なくもないかなぁ。しかし、健流と千尋の恋の行方は、乱気流に巻き込まれて何処へ行くのか…(笑)神獣達に個別の名前は無いのかなぁ。あったらもっと楽しいのにな。2012/03/13
さぁちぃ(積読本消化中…)
3
歴史の解説が面白い。こんな解釈の仕方もあるんだって勉強になります。話しの方は、神獣がかわいいかった。内容は普通かなぁそこまで面白いとは感じなかったww 次巻は様子見です。2012/02/23
夏姫
3
読んだあと実際にでた寺社仏閣にいってみたくなるんですよね 今回は史蹟じゃないけど京都駅を見に行きたくなった(笑)ストーリーは史実を上手に生かしておもしろいと思う。でも恋愛方面はこのまま進展しないような予感2011/12/28