コバルト文庫 身代わり花嫁は竜に抱かれる―乙女の純潔をあなたに

香月 せりか【著】

集英社（2011/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 214p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086015332
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

呪いをとく鍵は「乙女の純潔」!
双子の姉の代わりに、王子ルディークと形だけの夫婦になったリデル。彼の呪いを解く方法がわかるが、その条件とは? 一方、隣国の姫・セアラがルディークとの結婚を狙って乗り込んで来て…!?

内容説明

竜の呪いに蝕まれている王子ルディークと、形だけの夫婦になることにしたリデル。呪いを解くことはできないが、苦しむ彼にはリデルに憑いてる姉ローディアの癒しの力が必要なのだ。だが「乙女の純潔」を捧げることで竜の呪いが解けるとわかり、リデルは慌てる。それってつまり…！？さらに、ルディークに結婚を迫る、強烈な性格の姫が割り込んできて！？大波乱のラブ・ファンタジー第２弾。

著者等紹介

香月せりか［カズキセリカ］
関西学院大学文学部卒。『我が家の神様セクハラニート』で２００８年度コバルトノベル大賞佳作受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さら]

サキアスの暴走具合といいますか…明らかに前作よりヴァージョンアップしてました。主役二人が徐々に自覚してゆく感じは好きです。ルディークのとこなんて美味しすぎてっ‼笑 久々にコメディ色の強い作品でした。

2012/05/07

[はなりん]

相変わらずの姉バカ＆兄バカぶりでした～。兄バカぶりは前巻とちょっと感じが変わってましたねぇ。最後のタイミングといい、バカ～って感じですよね^^。主役カップルはいい感じに自覚してきて、最後の方のルディークにはやられました。いや～もっと暴走するルディークが見てみたいです。

2012/03/20

[魚占]

セアラ様の斬新すぎて斜め上なセンスに笑いました。自分の髪の毛の生きたひよこを仕込んで、それよりはマシとリデルが思うあたりが面白かった。／最後の方、ルディークの「俺は残念だ」発言がいいオチでした。あと一刻、お兄さんがくるのが遅ければ…と発言して義姉をわくわくさせちゃうところもよかったなぁ〜。

2011/06/05

[なりた]

なかなか楽しめた。妹大好き姉は相変わらずハイテンションだし、弟思いの兄も相変わらずうざいし。王太子のツンツン具合とかわかりにくいところとかもなかなか良かった。イラストの人の後書きに同意かも。新登場の隣国の姫はどうも好みではなかったかも。最後、いいところだったのに邪魔されて静かに怒る王太子がかわいらしい。売上的にどのくらい続くんだろ。★★★★★

2011/06/04

[みかづき]

今巻もお姉ちゃん。といっても前回よりは上手く事が運ばず、きゃーというよりはきーって怒ってたけれど。ヒーローヒロインよりもお姉ちゃんとヒーロー弟の似すぎっぷりが楽しい。ルディーク、食われているぞ頑張れ。……いや、お姉ちゃんには勝てないと思うけど！

2011/06/02