出版社内容情報
クセ者がそろった悪魔城で、何かが起きる!
四海家当主が集結する悪魔城で起きた、様々な事件…。6人の客人のうちの誰かが紋章印を狙う刺客だと知ってしまったジュリエット。おまけに、彼らに関する悪い噂が…!? 衝撃の真相が明らかに!!
内容説明
いよいよ始まった悪魔城での当主会談―。和やかな雰囲気で会談は進められ、客人たちとも親好を深めるジュリエットだが、ある時、三家の当主に関する思わぬ噂を耳にしてしまう。どの噂も陰惨で信じがたいものだったが、次々と紋章印が盗まれ、城内はかつてない緊迫感に包まれていく…!同胞貴族を裏切り、ひそかに王妃と通じているのは一体誰か…!?衝撃の真相が明かされる、シリーズ第3巻。
著者等紹介
松田志乃ぶ[マツダシノブ]
東京都出身。『飾りじゃねえのよ、天使は。』で雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、『花ざかりの夜』で2005年ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりもん
14
とりあえず前巻からの問題は解決。ヒューが王妃にいいように使役されていたのが発覚し、その流れで皆の謎というか秘密も発表。 ウイリアムの呪いもずっと子供のままではなくムラムラすると子供という前の状態になり、王妃のもとへお礼参りに行くことに。遂に次巻で王妃と全面対決するのか?2011/06/05
桃水
10
2011/04/05:今回はバルバロッサの活躍が少ないのがちょっと寂しい(笑)2011/04/04
杏
9
今回はイチャイチャ控えめの代わりに謎解きに夢中であっという間に読めました。イーヴさんはジュリエットの身長も縮めてあげてよと思いましたが、コンプレックスを乗り越えるのもこれはこれでいいですね。よかったね、ウイリアムがでっかいお兄さんでw ヒューとサラみたいな立ち位置のキャラが好きなので、果てしなくニヤニヤ。そして、相変わらずのヴィヴィアンが大好きです。なにこの弟、いいぞもっとやれw 王宮編も楽しみですw 四巻で絵師さんが変わってますが、コロコロと絵柄が変わってしまう人よりは良いんじゃないかと思ってます。2011/11/01
U
9
面白かった!結構シリアスなのに、何故か笑いが。リーやポーの正体はなんとなく当たってなんとなく外れていたけれど、ラストまで駆ける動きがすごい良かった。どんでん返し。それにしても変な人ばっかり。リーまで……ww 花婿は戻って良かったな、本当に!(笑) 2011/04/03
透馬なごみ
8
アリスの正体は予想通り。操られてるだろう犯人も、まぁ予想通り。綺麗にまとめられていたのではないかなぁ。今回、ジュリエットはモテモテです。ウイリアム大変。甘さ相変わらずでしたけど。みんな何かしら抱えて行きてるんだなぁと思うと、人って生きれば生きるほど何かを背負うのかなぁって思った。その重荷を少しでも楽にするのが周りの人達の支えなどなんだろうなぁ。2015/03/09