内容説明
他人の夢と「同調」できる高校生、二護大河。両親が営む喫茶店「夢屋」で開かれる七夕パーティーの準備中、ある青年の夢に「同調」して…首なしの騎士の夢が意味するものは!?(『お茶に願いを』)。その他、古文の授業中にも平安時代の中宮彰子の夢と「同調」して!?(『中宮様のファースト・ラブ』)。そして大河は自らの恋にも正面から向き合うことに。今回も美形執事・志貴とともに夢の闇を斬る。
著者等紹介
七穂美也子[ナナオミヤコ]
11月5日生まれ。静岡県在住。1992年にスーパーファンタジー文庫「凶星~いかなる星の下に」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダージリン
7
大河の授業中の発言に笑いました。三巻目にして、可愛さ増量・面白さ増量という感じです。両親の馴れ初め話もいい!(笑)2010/10/21
ちるる
4
平安時代の話、首なし騎士の話、両親の馴れ初め話の3編が収録されてますが全部愛がテーマのお話なんですね。どのお話も良かった。この巻が一番面白くてかわいかったです!相変わらず紅茶のいわれや夢解きが興味深い。知識が増えた気になって得した気分になります♪大河と美凪ちゃんも進展してこれからが楽しみなんですがちゃんと続き出ますよね…?2011/03/02
SAY
3
テンテンがどんどん小悪魔度UPしてる気が・・・。そして相変わらず情報量(知識量)半端なく多いのにすんなり読ませてくれます。大河と美凪ちゃんの続きも気になりますが、続きちゃんと出ますよね?(このまま新作行くパターンが多いんですが・・・)2011/03/20
魚占
2
紫式部直筆の源氏物語。すごすぎる九頭龍家。大河が自分の店を開くときの資金にするって、その本はその程度の価値なのか??あしやどーまんで、大河を動揺させた志貴は、ドMではなくSなのでは?とか思ってみたり。七夕の方、カップル誕生か?と思われた瞬間、彼の方が拉致されていきました。どうなる??2011/01/30
きよりん
2
七穂美也子さんのノベルが大好きです。なんというか、優しさがあって 読んでホっとします。「お茶に願いを」に出てきた佐久間さん。大きすぎる罪悪感と秘密をかかえてました。夢で本当に救われました。よかったよかった2010/09/06