内容説明
条件の良い結婚を目指さねばならない平安貴族の暁信。それなのに、斎院・多佳子姫の愛人だという噂が立ってしまう。一方、地獄では、暁信に想いをよせている夜魅姫が窮地に陥っていた。閻魔大王が行方不明になり、その地位を狙う帝釈天が、大王の娘の夜魅姫を無理やり妻にしようと目論んだのだ。必死で逃げる夜魅姫の恋の行方は!?そして暁信の持つ、不思議な力の正体が明らかに―。
著者等紹介
瀬川貴次[セガワタカツグ]
1964年7月25日生まれ。1991年『闇に歌えば』でスーパーファンタジー文庫よりデビュー。現在、コバルト文庫で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
41
ついに暁信の力の正体が明らかになった。八部衆で有名なあの方が登場しないからなんとなく予感はあったけど。読み終わって興福寺に行きたくなったのは私だけかな。2021/01/12
soundsea
3
わかってはいたけどこれでおわりかああああ…残念…2010/06/23
まき
3
大団円で終わったのは良かったけど、今回は無理矢理詰め込んだ感があってここで終わるのが凄く勿体なく感じる。出来ることならアフター本を出して欲しいなあ。2009/10/22
月華
2
図書館 作者の趣味か、イラストレーダーの趣味か、多佳子の表紙は最終巻のみ。おまけ程度にちらりですが。型破りのお姫さまは最後まで最強です。2015/05/04
ユイ
2
和楽器でもロック弾きは可能なのか。楽器は問題じゃないのね。これで完結は残念。阿修羅のイラスト、視てみたかった。2010/06/16