内容説明
法皇に呼ばれ、聖都へとやってきた「黎明の使者団」一行。姫総長シーカに夜這いをした上に断られてしまった団長ハルは、少々落ちつかない。そしてついに謁見の日がやってきた。しかし、現れた法皇は偽者。それは、ミトラーダ勢力の増長を恐れた枢機卿の企みだった。改めて法皇から内密の会見の場を設けられた使者団だったが、その最中、法皇暗殺未遂事件が!容疑は使者団に向けられてしまい…。
著者等紹介
樹川さとみ[キカワサトミ]
1967年1月24日、鹿児島県生まれ。佐賀大学教育学部教員養成課程卒業。1988年、第1回ウィングス小説大賞入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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透馬なごみ
6
半分読んでから前巻を読みきって続きを読んだわけですが、おかげで今巻はハルさんとシーカ姫が出てない感覚…。主に、シラス。シラスシラスシラスメインな印象…。あいかわらずよくわからんところがあるんですけれど、気にせず最後まで読み切ることにします。トマトのお話は、一部事実ですよね。”昔は観賞用、そして毒を持つと言われていた。けど実際は美味しいものである。民衆の前でトマトを何個も食べた人がいたからトマトは食べられるようになった。”と聞いたことがあります。トマトは美味しいです。ところでハルさんたちはどこにいるのでしょ2015/03/18
まりもん
4
遂に法王とのご対面かと思って読んでいたが、本庁の人物達には腹黒い枢機卿がうようよ。 法王が隠れてシーカと面会を終えようとした時に、闇の使徒(?)が襲ってきた。これがシーカを狙ったのだが、世間では法王暗殺未遂事件に発展してしまった。団員達は疑われて調書みたいなものを取られ、シーカとハルセイデスは行方不明。 シラスの背景というか過去が少し明らかに。何だか恨みを持っていて復讐のチャンスもあるのに本当にあっさりと帰宅したシラス。アスティルを避けた理由も解ったし、少しだけスッキリ。2012/03/27
八岐
4
巻末の設定資料を見て、絵師が断固としてドゥルガのおっちゃんを描くつもりがない事がよくわかった。頭に腰ミノを巻いた格好がどうしても想像つかないので、ぜひとも見たかったのに2009/10/04
きゅう
3
設定画集にドゥルガがいない。いないぞー!やっぱり挿絵は無理なのか…?2012/12/03
ハル
2
法王さま登場。ダークサイドシラス。2015/01/25