内容説明
カタブツ青年団長ハルさん率いる“黎明の使者団”一行は、法皇からの会見の要望を受け、都を目指して旅立った。道中、ひょんなことから団長のシンドーさんは、信仰されている神・キザヤが、かつては数多いる神の一人にすぎなかったことを知る。そして、闇の勢力も動き出していた。彼らは巫女であるシーカを生贄とし、キザヤ神を倒そうとしているのだ。シリーズ、ついにクライマックスに突入。
著者等紹介
樹川さとみ[キカワサトミ]
1967年鹿児島県生まれ。佐賀大学教育学部教員養成課程卒業。1988年、第1回ウィングス小説大賞入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まりもん
7
遂に法王と会うのか?と思って読んだのだが、なかなかすすまない一行の動き。アスティルはハルさんの昔なじみに特訓してもらっていたら偶然なのかヒルダと出会って話し合い。 シーカの方も何だか意識がなくなってきているのか?というような部分がチラホラしている。シラスとの会話で更にそれを感じる。 シラスの素性も気になるが、シーカは最後にはどうなるのかますます気になってきた。 今回は法王に会う前に襲われたりしているが、法王に無事に会えるのかさえ不安だなぁ。2012/03/26
透馬なごみ
5
今巻を読まずに次巻を半分くらいまで読んで気付いた私です。あほです。ファーンのアホさが印象的に残っています。素晴らしくあほな能力ですよね。楽しかったです。あいかわらずケツの話が出てきますがシーカ姫がいつケツ以外に興味が行くか楽しみです。彼女のケツにこだわる理由がわかりましたけど、じゃあケツじゃないとこに興味が湧いたらどうなるのかな、と。アスティルのくだりもわかって納得。彼はさらに強くなって、使者団と合流するのかな。2015/03/18
高槻かなた
3
シーカのセクハラの理由がなかなかにシリアスでした。それなら仕方ないと言いたいところだけど、別にお尻じゃなくてもいいのにお尻を触る時点でやっぱり変態なんだなと思いました。個人的にはシラスの出番が多くて嬉しかったです。2012/04/07
タチバナ
3
本編がシリアスに突入していってるので、番外編のお馬鹿加減は良かった2011/05/14
天鈴
3
本編と番外の二本ですが、番外が半分近くを占めているという。まぁ、本編だけだとちょっとシリアス分が高いからかな。敵らしき人たちも動き出しましたし。まぁ、ハルさんの格好いいところを久しぶりに見れましたので満足ですが。その分、番外がかなり楽しいことになってました。ズボンの文字とかシーカのこだわりがでていて素敵vv ギャグとシリアスのバランスがちょうど良くて、この人の他のシリーズは読んでないんですが、このシリーズはマ王シリーズが好きな人なら楽しく読めるかも。2009/08/02