コバルト文庫<br> 嘘つきは姫君のはじまり―恋する後宮 平安ロマンティック・ミステリー

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コバルト文庫
嘘つきは姫君のはじまり―恋する後宮 平安ロマンティック・ミステリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086012690
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

とうとう後宮にあがった宮子。華やかな殿舎や女たちに戸惑っていたが、次郎の君の優しさを受けて、なんとか慣れない生活に馴染んでいた。ある日、東宮のお妃候補といわれる美しい皇女・鳩子と出会う。すると、あっという間に、二人を囲んだ、宮中全体を巻き込む一大イベントが催されることに!しかし、内裏では不審火が続く事件が起きていて…?平安ロマンティック・ミステリー、急展開。

著者等紹介

松田志乃ぶ[マツダシノブ]
11月7日東京都出身。『飾りじゃねえのよ、天使は。』で雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、『花ざかりの夜』で2005年ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

40
後宮に上がってモタつきながらもがんばる宮子(姫)、いろいろな意味で次郎君は優しいけれど「蛍の宮なのか?」にはうなずいた、そういう雰囲気があるもの。八百屋お七的な悲恋問題が平安風味で片付いた。美僧を現在進行形で登場させてくれたらもっと楽しめたのにと思う読者である。2025/07/16

藤月はな(灯れ松明の火)

25
今回は真相が悲しくも身を焦がすように激しいものでした。浄瑠璃にもなった江戸の話を思い出します。それにしても次郎君の猛烈アタックや情熱的な口説き文句は今までのおっとりしたイメージが崩れましたね。これが噂のロールキャベツ系男子・・・・!!女一の宮こと鳩子様は女の子好き(好みは綺麗な御姉様系)で無邪気で男子に媚びる女の子よりは可愛がられただろうな~。日本史の便覧で調べた所、次郎君は円融天皇、蛍の宮は冷泉院と判明しました。2012/05/20

葵@晴読雨読

19
おもしろい♪後宮の中で、いろいろおこります。次郎の君が良い!2015/05/21

kohaku

12
個性的な姫君達の美女合わせと並行して起こる事件。ミステリー部分が面白く、結末は切なく苦しいけれどその裏で活躍する後宮の女性達が頼もしい。蛍の宮の活躍場面も格好良かったですが最後の次郎君の宮子への告白に思わずにやり。宮子の恋の行方が気になるところ。2011/11/01

サバ缶

8
面白かった。しかし、馨子、酷過ぎるだろうw2011/12/11

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