内容説明
カタブツ青年団長ハルさん率いる“黎明の使者団”は、諸国漫遊の旅からの帰途についていた。その道中、団員たちはどうも変態姫総長シーカの様子がおかしいと心配していた。そして久し振りに帰り着いた本部近くの街で、シーカが書き置きを残して忽然と姿を消してしまった!どうやら秘密のシーカの“力”にあるようで…!?痛快コメディ・ファンタジー、怒涛の急展開。
著者等紹介
樹川さとみ[キカワサトミ]
1967年1月24日、鹿児島県生まれ。佐賀大学教育学部教員養成課程卒業。1988年、第1回ウィングス小説大賞入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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透馬なごみ
4
色々とわかった今巻ですが、変態元総長と変態女総長の出番で記憶のほとんどが変態濃度です。で、使者団のみんなは結局逃げたあとどうしたの?っていう疑問。ハルさんの言葉が待機だったのかしら?なんか、思ったよりいい人ばっかでしかもいい年して不器用な人たちばかりで若者達は大変ですね。振り回されっぱなしです。ハルさんが今回ちと可愛かった。シーカ姫がいなくなると寂しがり屋のわんちゃんみたいだなぁ、と。2015/03/10
まりもん
3
怪しい呪いをうけた犬の死骸との戦いだった。いつも呪い専門のドゥルガでさえこの呪いの解き方が解らない。そんなものをシーカ総長は簡単に元の死骸に戻した。総長の力はどれだけのものなんだろう。 本部に戻るとある宿に閉じこめられたような状態に。そう、監視が何人もついてしまったのだ。 ハルさんの方はアダジーリョからシーカの秘密とミトラーダの言い伝えを聞いてどうするか考えるように言われハルさんはやっぱりシーカの側にいることを選んだ。今後、彼らの旅はどうなるんだろう。2012/03/24
きゅう
2
結局総長戦はどうなったの?ハルが知った秘密とは?読解力がないのがつらい…。2012/11/29
タチバナ
2
シリアスのターン!!!ラキエル君何気に好きだったなぁ2011/04/21
さり
2
伏線がちょっと回収されてさらに伏線増えたような。しかし、ここから先はある程度まとめて読んだ方が理解しやすいような気がしてきた。開き直ったハルさんはいいなぁ。2008/12/03