内容説明
メイベル国の世継ぎの姫は、誰よりも強い男を花婿に迎えるのが昔からのしきたり。だが、それは表向きの話。神聖なる勝ち抜き戦の優勝者は最初から決まっているのだ。ところがアシュターと名乗る謎の少年が飛び入り参加で優勝してしまった!民衆の前で決まったことを、今さら白紙に戻すことはできない。心に決めた人がいるリィリィ姫は、なんとかしてこの結婚を取りやめにしたいのだが…。
著者等紹介
高遠砂夜[タカトオサヤ]
1967年12月25日、石川県生まれ。『はるか海の彼方に』で、第二十回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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凍矢
3
ようやっと、このシリーズも完結です。しかし、何でいきなり、第一王子が、主役になってるの?しかも、相手の女は誰ですかー?!という、訳分からないとこに、きょとんとしてしまいました。固まるってこういうことですか?2014/05/11
れっか
0
お姫様かわいそう…。いい相手が見つかると良いね。本編主人公二人の出番が少なくて寂しい。
龍田
0
友人からの借り本。2011/05/25
ひのと
0
アシュターさんのほうは流し読み。どちらかというとイオさんの短編が。しかし、かわいいな…2012/09/15
ちゆっきー
0
世界系の話から一転して婚約者云々な短編になる巻。主人公はアシュター。一瞬次のヒロインはよもやこの姫ではあるまいなと思うくらいに主人公は空気。しかもヒロインは実はシーラか。2010/09/12