内容説明
片平校長の改革によって、カレン坂高校は進学校への道を歩み始めた。けれど、毎日勉強ばかりで、成績が悪ければ部活動も制限されるなんて、カレン坂じゃない!反校長運動を宣言したなちるは、放送部のメンバーと親友みひろとともに正式な退学処分を受けるまで戦うことを誓った。だが、なちるの訴えは何故だか生徒達に届かなくて…!?ひびき玲音プロデュースの学園ストーリー。第四弾。
著者等紹介
ひびき玲音[ヒビキレイネ]
イラストレーター、マンガ家。1997年第8回コバルト・イラスト大賞の準大賞を受賞
鈴本紅[スズモトベニ]
クリエーター集団MAGIXXに迎えられ、「カレン坂高校 可憐放送部」でライトノベルデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いりあ
13
2008年に発表されたひびき玲音が原作・イラスト、鈴本紅が小説を担当したライトノベル最終巻。女子棟の窓ガラスを割ったり、脅迫状を受け取ったり、放送室を壊したりと立て続けに起こったいやがらせも無事に解決しましたが、犯人の動機が…本当にバカですね。愚かといった方が良いのか。自己顕示欲が非常に強くなるとああなってしまうのかな?というわけで、ミステリー部分はちょっと肩透かしをくったような感じでしたが、個人的にはみひろとなちるの友情バカップルがより親密になった感じで良かったです。もうこのシリーズは書かないのかな?2013/11/28
myco*
1
シリーズ最終巻読了!反校長宣言からの放送部とみひろちゃんたちそれぞれの視点から語られる。怪しい発言が増える校長。やっぱり変なやつでしたね!みんな無事でよかった!テンポもよくて、最後まで楽しめました〜♫月子ちゃんと七尾くんの恋の行方が気になるのですが!2020/01/05
6だ
0
一巻目のつもりで鞄に入れたら四巻目、最近この手のミスが多いとへこみつつ読む。続き物でこれまでのいきさつが判らないが、推測できる描写もあるし章毎に違う登場人物の一人称の視点で進む形式も読み易く、あっさりと読了。内容(事件や犯人や展開や)は首を傾げる部分もあるが、これはあれだ、P140~142やP218~222にかけての「なちる」と「みひろ」の二人の女生徒のイチャコラぶりこそが全てであって、他はそのための彩り・副菜なのだ多分。シリーズ全てがこうなのかは判らないけれど、二人の異なる可愛らしさを堪能するための本。2012/05/22
Theodore
0
校長の行動理由が実にくだらないもので気が抜けてしまった。確かにこれは短絡的で、いかにも男子供が考えそうな稚拙な動機だわ……。 2012/02/29
K-Wing
0
いっぺんに読めたな。 これで終わり?って感じやったけど、それでもおもしろかったな。 黒幕というかなんというか、予想道理ではあったが。2012/02/19