内容説明
ゴームの島の港にある宿で働くシレネは、三年前の火事により、それ以前の記憶がない。彼女は宿の常連セディムの紹介で、ゴームの山の家で住み込みの家事をすることに。その家には人あたりのいい少年イリオと、人の言葉を話す小さな魚“くじら”、そして偏屈な主エンゴラロッソがいた。人間ぎらいなエンゴラロッソは、なにかとシレネを追いだそうとするが、実は彼はただの“家主”ではなく…。
著者等紹介
崎谷真琴[サキヤマコト]
昭和60年8月9日に北海道で生まれ、北海道で育つ。「イクライナの鬼」で2007年度ロマン大賞佳作受賞。札幌市の大学を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もちころ
2
ヒーロー選択がミスっている気がしないでもない。ここは家とくっつく方がいいと思うなぁ2009/09/02
里希
1
久しぶりに少女小説を読もう!!と思って手に取った一冊。設定やらキャラクターやらはコバルトっぽくていいのですが、正直文章がイマイチ。特に感情に対する書き込みが唐突すぎて話には乗りきれず。もやっとしたまま読み終わってしまった。2011/05/25
いんちょ
0
2008-11192016/03/15
なつき
0
火事で記憶を失ったシレネは知り合いの精霊つかいの紹介で、とある田舎の家で働くことになるが・・・。家の精霊とか魚の精霊とか面白そうな材料はそろっているけれど、消化不良気味なのはヒーローが薄味だからだろうか。イマイチ何を考えているのかわからないかんじになっているのが残念。シレネももうちょっと空虚感とか言葉だけじゃなくて出せてると良かった。2011/01/08
灯花
0
★★☆☆☆2010/12/09
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