コバルト文庫
親猫の幸せな午後

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086011228
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

男同士で一緒に暮らす久住と芳。勤める会社も同じだが、周囲からも黙認されて何の問題もない…はずだった。ある日突然、久住の息子だという高校生が現れたのだ。心当たりがないわけではないが、芳には絶対知られたくない!久住が慌てている間に、まったく別の方向から、二人を引き裂く大問題が迫っていた―。ひたすらに芳を求めてきた久住が、生まれ育った街で決断したこととは―。

著者等紹介

あさぎり夕[アサギリユウ]
7月21日、東京生まれ。1976年漫画家デビュー。『なな色マジック』で第11回講談社漫画賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

youxian♬*゜

4
親猫これで終わりかな???シリーズ7作目。36歳とかの2人。シリーズ始まり同棲初めて11年、公平は大学生。エージェンシーに合併の噂があり二人の関係もこれまでとは変わりそう、そんな中、久住にはあなたの子かもしれないという高校生が?!このシリーズは芳メインな印象がしてたけどいつの間にか久住が。ってか、久住メインやけど芳が崇められててフォーカスいってたのかな???ここへ来て久住ちょっと心も育ってる気が…。お幸せにね~。そして、公平のお話へいきましょうか。2020/03/30

ツミキ

1
『猫かぶりの君』は芳が恋と情熱を知り、自分を縛るものから解き放たれるお話。そして『親猫』シリーズは、壊れた心を抱える久住の成長の軌跡。本作では久住の背負ってきたものが昇華され、すべてがあるべきところに収まる大団円を迎える。長年この二人を追いかけてきて、タイトル通りの結末に感動。未来への希望に満ちたラストが素晴らしかった。2013/06/21

iason

1
芳&久住シリーズ最後。親猫シリーズになってから、久住の内面がクローズアップされ、中々救いが見つからず読んでてつらいこともあったけど、芳のまっすぐで慈愛に満ちた思いにホッとする思いだった。大好きな二人が読めなくなるのは本当に残念だな。ラストは幸せそうで良かった。2011/01/07

香坂

1
終わってしまったのかorz小説で、ここまで好きなシリーズはあまりないから悲しすぎます…軽い感じのノリなのに、根本では、一般小説に出てくる同性愛者以上に救われてないですよね…切なすぎます…2010/09/12

やまもも

1
再読です。なんだかまた読みたくなって…。そういやこれも同級生だった。このシリーズ、最初は芳の話だったけど、「親猫…」になってからは久住の話になっていったんでした。幸せそうなのでよしとする。もうこれで終わりなのが残念。2008/11/24

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