内容説明
戦争が終わって新しくできた村に、人々が集まりはじめたころ。そこに茶店を営む若夫婦の姿があった。生まれてくる子供を楽しみにしながらこっそりと暮らすミミとエリックだ。そこへあやしげな男が三人、現れた。有名な大将軍グントラムと、その家来だというのだが…?ミミたちのその後を追う表題作のほか、失った恋、淡い恋、過去の恋、そして熱烈な恋―さまざまな恋が詰まった短編集。
著者等紹介
倉世春[クラセハル]
5月11日生まれ。青森県在住。北海道薬科大学卒業、現在薬剤師。「祈りの日」で2002年度ロマン大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いんちょ
1
2008-0405.大学三年生の始まり。『もっと学校来なよ』と言われてた二年生に比べて、三つのゼミをかけ持ちしたり国試を受けたりした三年生は結構良く学校に通っていました。2016/03/06
はる
1
中学生の頃はまってました。2015/06/13
由良
1
過去に読んでいたシリーズの続きが気になって購入。さらっと読めて手軽にきゅんきゅんできる。少女小説の王道な短編集。全編に漂う二人のお人好しさが好き。2014/09/11
永山祐介
1
老騎士グントラムを名乗る偽物に、偽物と分かっていながらもご飯を奢ってあげる辺り、ミミの人の好さがにじみ出る表題作「ニセモノ騎士に祝福を」も結構好きですが、一番はやっぱり若き日のベアトリスの純情が可愛らしい「真珠採り」が一番好きかな。2008/01/31
香耶
0
二人の結婚式&子供!幸せいっぱいです。