内容説明
自由な世界を求め、壁を超えようとしたアドルフとアイザックの兄弟。湖に呑まれた二人は気がつくと〈地図にない国〉にいた。特別な力を顕したアドルフはやがて王に選ばれ、アイザックは超騎士に任命される。万物のエネルギーの源である神の骸は残り少ない。国の危機を救うため、アイザックは相棒のケヴァンと古代文明のオーパーツを求めて旅立つが!?大人気シリーズ、異世界サイド編初登場。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅羽
3
最初にこちらを読んでいれば、もっと違った印象だったのでしょう。でも当時は雑誌も購読していませんでしたし、リアルタイムで本編を購入していたので無理な話ですけど(笑)とにかくヴァルトミュラー兄弟が可愛い。そしてアイザックが兄をどれだけ大切に思っているのかもよく分かりました。本編はどうしても奏を中心に考えてしまいますから…。後、あやふやに覚えていた当時のドイツの情勢も詳しくて勉強になりました。2014/07/15
古河
1
ケヴァン!ケヴァンかわいい!2013/02/01
聖陽ひなた
1
『地図にない国』『インカの太陽石』は雑誌にて既読。そのせいか、本編で奏の側にくっついてるアイザックにイライラした一方、成長したなぁ、なんてしみじみ。でもアイザックが超騎士になってからそんなに経ってないから、ただ必死だっただけかな。なんとなく、アドルフ兄は冷血漢なイメージがあったのは、本編が割りとケヴァン寄りで書かれてるのと、『地図に~』でのアイザックとやり取りから、革命家気質バリバリだったせいなんだろうけど、『タッシリの黒い地球儀』の冒頭で兄弟水入らずのシーンに和んだ。2011/02/01
香穂
1
再読。2010/02/03
punto
0
追記。2008/08/04