コバルト文庫
ねじまき博士とガラスの時計

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086008778
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“十七歳の変人博士、動物に育てられた少女と同棲中!?”―トリビューン・アテナ紙。うさんくさいゴシップ記事のせいで、少年博士アレックスの邸にはリーの親と名乗るニセモノが六人もやってきた。追い返すアレックスだが、その後も災難は続く。いとこのグウェインがアレックスの邸を訪れた帰り、車で人を跳ねてしまったのだ!!轢かれたそのおじさんの腕はなんと機械でできていて…。

著者等紹介

樹川さとみ[キカワサトミ]
1967年1月24日、鹿児島県生まれ。佐賀大学教育学部教員養成課程卒業。1988年、第1回ウィングス小説大賞入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nliey

5
大団円! 一家(?)に訪れた危機にあの人の秘密や意外な結末にはらはら。今回も最後まで驚かされました。……そうきたか!   コミカルさの中に潜む現実、キャラそれぞれの過去や人間性、シリアスと温かな結末。隅々まで本当に大好きなシリーズでした。もっと続きが読みたかったな。 恋愛要素は薄め(個人的にはもちょっと期待していたんですが、まあそれは未来のお話でしょうねw)、わたし好みの要素をいろいろ詰め込んだ微笑ましいおはなしでした。とても面白かったです。ありがとうございました!2014/12/23

静間

3
少女小説?三巻にして最後。様々な問題を持った登場人物達の過去が明らかにされるお話で、ついに南瓜頭の機械人形ジャックの秘密が明らかにされるこの巻。/コバルトには珍しく恋愛の「れ」すら怪しいお話。でも個性的な登場人物達がそれぞれのやり方でそれぞれを家族として愛している。最後の追い込みの急展開と、あれだけ一巻、二巻と活躍したオリビエの影の薄さに「えー」っとなったけど、樹川さんなりの家族愛のお話でじんわりと温かくなる。まだまだ続いて欲しいお話だったけど恋愛要素の薄いお話なのでしょうがないのかな?でも面白かった!2013/03/02

茅瀬

2
好きなシリーズ。キャラクターが可愛い。

みかづき

2
面白かった~。キャラが本当に立っていていいというか、繫がりがいい。ああもうみんな博士大好きだな、博士もみんな大好きだな。愛してる発言にときめいちゃったじゃないか。最後の展開がいまいち? よくわからなかったんだけれどどうしよう。でも落ちつくところに落ちついたようで何より。もっと読みたかったけどキリはいいのかな。2011/03/31

こんこん

2
この「終盤にキャラクタを一時的に追い込む」のはもはや恒例行事なのか。分かっていても、どうなるんだろうとはらはらするし、解決したときはほっとする。いろいろと「これから」だけど、そこは博士とリーのこと、騒々しくも微笑ましく、駆け抜けていってくれることでしょう。2010/05/27

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