内容説明
ミミは令嬢ブランシェとエリックの恋の橋渡しを買って出るが、ダンスを踊る二人の姿になぜか涙がとまらない(「Shall we dance?」)。荒れ果てた館を訪れたミミとエリック。夢かうつつか、結婚式をあげることになった二人に領主夫妻の悲しい運命が重なる。(「亡霊城の王妃」)ほか。恋する気持ちを知った少女は、意地っ張りな元王子に導かれ、運命に立ち向かう。キュートで切ない恋の短編集。
著者等紹介
倉世春[クラセハル]
1975年5月11日生まれ。青森県在住。北海道薬科大学卒業、現在薬剤師。「祈りの日」で2002年度ロマン大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香耶
0
短編集
いんちょ
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2006-11102015/06/06
冬見
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「亡霊城の王妃」はせめて夢の中ぐらいミミといちゃいちゃしたいエリックと、お化けが苦手なポールが見所。「砂漠に咲く花」は手傷を追ったエリックが砦で養生している頃の話で、もうこれまでに無いほどミミが素直。苦難の末にやっと想いが通じ合ったエリックはミミと心置きなくいちゃいちゃしたい様子。エリック、ここまで長い道のりだったねぇ!「午後のお茶会」は、ミミがかっこよくて好き。ミミはシリーズを通して、本当によく精神的に成長したなぁ、としみじみ。 どの話も可愛らしくて大好きです!2014/01/02
nanamon
0
2013/12/19
punto
0
追記。2006/11/19