内容説明
浜美大建築科3年生の竹本祐太は、恋愛反射神経ゼロの純朴青年。桜舞い散る季節、そんな竹本が、恋をした。相手は油絵科1年生の不思議系天才少女・花本はぐみ。だけど二人のまわりには、彫刻科8年生の森田忍、建築科の真山巧、陶芸科の山田あゆみなど、個性豊かな面々がズラリ!美大を舞台に、5人の若者の「全員片想い」の恋模様を描いた映画「ハチミツとクローバー」を完全小説化。
著者等紹介
落合ゆかり[オチアイユカリ]
3月27日生まれ。東京出身。著書にカトリーヌあやことの合作の「いきなりミーハー」シリーズなどがある
羽海野チカ[ウミノチカ]
東京生まれ。グッズデザイナー、イラストレーターなどを経て2000年「ハチミツとクローバー」でデビュー。同作は、2003年に第27回講談社漫画賞を受賞。文化庁メディア学術祭や手塚治虫文化賞にもノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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氷風
8
ハチクロ?なんで皆知ってるの?っていう些細な会話から読んでみる事に。青春小説らしくゆったりとした、霞がかかっているような作品。キャストのイメージのまま読んだけど・・・。結構世界観とあってよかった。ただなぜにハチミツとクローバー?なのかなぁって。まぁタイトルだからイメージなんでしょうね。2010/09/18
加野桃花
3
図書館で借りて読んだけどやっぱり映画で見たいなぁ、というのがやはりありました2012/12/23
ジュリ
2
みんな片思いで、恋が結ばれなかったのはちょっと残念。でも、青春!という感じがするところはよかった。2022/09/27
は?
2
すらすら読了 青春小説 当たり前だが戻ることが許されぬ世界 やり直すことができたらどんな世界があることやら 変わらなかったりして…2018/10/18
飛び梅ちゃん
2
嵐ファンになって、嵐の出ている本は読もうと思って買ったものです。見つけた時は、感動ものでした。2006年の本です。読んでみると、なんだか私には理解しがたち青春ものでした。そんなに絡み合うのかなって感じ。でも、嵐の曲とのイメージがあっていて、そんな青春もあるよね。と思ったりしたのでした。2013/10/12