内容説明
王都ロンディミルズの歌劇場。王女エヴァは目の前のアレックスをじっと見つめる。彼は三百年の歴史を持つブラウドール家の長男であり、婚約者。エヴァは彼の心がよくわからない。侍女のアリアにいくら諭されたところで、アレックスの素晴らしさがわからない。ある日、従姉姫にあたるコーネリアがエヴァの城を訪れた。婚約破棄の方法を訊ねたエヴァに、コーネリアはあるアイデアを授けた。
著者等紹介
藤原眞莉[フジワラマリ]
1978年1月8日生まれ。福岡商業高等学校卒業。『帰る日まで』で、’95年上期コバルト読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆり
5
一昔前のコバルト文庫らしい西洋風王宮もの。やっぱり私はいつまでたってもこういうお話が好きらしいです。単なる箱入りのおてんば姫かと思えば意外なところでしっかりしてたりエヴァが面白い子で好きです。アレックスも可愛い。がんばれー!あと鳴海ゆきさんの挿絵が可愛らしくてとてもよし。2013/06/04
凍矢
3
懐かしい作品ですが、今まで放置してました。今回初読みです。内容としては、まだ謎が残っておりますが、概ね、気に入りました。主人公の姫の秘密が、こういうことだったのかと、納得致しました。とても王女に見えない性格も、意外に良い感じです、親しみやすくて。 2014/11/12
サラ
3
表紙とあらすじにつられて買ったけど、この作家はなんか好きになれない…。文体というより展開が好きじゃないのかも。(←アレックス好き)
Natsumi
1
図書館
つくい
1
うーん、設定は面白いんだけど。これは続きが面白くなるのかな?2013/02/08
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- 和書
- H2 〈6〉 小学館文庫