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コバルト文庫
夢の宮―遙けき恋文

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  • サイズ 文庫判/ページ数 197p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086006491
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

鸞国の若き王・蓬隻と、許婚の〓(ちー)国の姫・莅鎖。一度も会ったことのないふたりだが、莅鎖姫が十八歳になろうかという春の頃、「鸞城の夢の宮に、初夏の花を見にきませんか」と蓬隻から招待状が届く―。婚礼の仕度をせず、わずかな家来をつれ、鸞国へ向かおうとする莅鎖。持ち物の中で姫がもっとも大切にしていたのは、木箱に入った紙―鸞王から〓(ちー)の王女に届けられた手紙だったのだが…。

著者等紹介

今野緒雪[コンノオユキ]
1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮―竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダリア

2
実は再読。夢の宮シリーズの中でもお気に入りの一冊。政略結婚だが、互いに前向きで恋文のやり取りをしまくり、本にしようとするなんてロマンチックな話だ。そして、ミステリ要素もあって、ミステリ好きとしても楽しめた。2021/01/15

モモサワ キヨコ

1
いつ位ぶりだろう、という位の再読。改めて読むと叙述トリックのミステリっぽい感じがある。このシリーズが好きで買っていたけど、もう続編は出ないのかな。2020/06/29

さつき

1
手紙がつなぐ、過去と現在の婚約者たちの話。嫁いでくるお姫様の、天真爛漫な元気さとたくましさが可愛かった。鸞王がちょっとぼんやりしてるけど、元気なお姫様とならお似合いだと思う。表紙の二人がとても幸せそうで、夢の宮の表紙絵では一番のお気に入り。2013/06/04

静間

1
中華風恋愛物語。鸞の王と近隣の国の王女のお話。今回は恋文のお話と言う事で遠距離恋愛。そして、このお話にはある仕掛けがあるのですが、さすがに本文だけでは騙されるけど、表紙と挿絵でばれて・・・。ちょっともったいないかも。/今回の王様は前回の王様に引き続き・・・というか前回よりもなよなよで二人の行く末が心配ですが、近隣国が今回のように助けてくれるのかな??いろんな人に助けられている二人が印象的なお話。ちなみに、出す人ももらう人もいないけど恋文って良いなーと思ったのはここだけの話。2012/06/24

沙雪

1
再読。恋文・・・素敵な響きだなぁ(笑)読んだ後で表紙を見るとしみじみと感動する。シリーズの中でも好きな1作。でもあの王様だと鸞の行く末が微妙に心配だなwww2011/10/29

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