内容説明
池田屋事件で名をあげた新選組だが、武力での解決に虚しさを感じるようになった山南敬助は隊を脱走、沖田総司の介錯で切腹することに。新たに加わった伊東甲子太郎一派は藤堂平助や斎藤一も巻き込んで離反するが、その結末は苦いものだった。鳥羽伏見の戦いに敗れ江戸に戻った新選組。病に倒れ療養中の沖田を見舞った土方歳三は再会を約束するが…。時代を駆け抜けた男たちの物語完結編。
著者等紹介
藤堂夏央[トウドウナツオ]
4月1日生まれ。京都の某私立大学を卒業後、高校講師などの職を経て作家に。96年、花丸ノベルズ(白泉社)よりデビュー
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感想・レビュー
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フキノトウ
10
近藤さんは捕まって、源さんは死んで、総司は、病気に倒れて、斉藤は会津へ、永倉と原田は離脱、って書いてあって、改めて土方は、最後一人だったんだなと実感しました。2013/12/07
らる
8
読友の明里さんに借りて読みました。まとめ読み。2014/10/25
小雀✡犬成分が補充されました✨
6
本編完結。山南の切腹〜鳥羽伏見を経て、舞台は会津へ…と言う所までを全速力で1冊にって感じでした。 沖田、土方の視点で描かれているので沖田の最期で物語を終わらせた…と言う事なんですかね。沖田と土方の別れは、どの作品を読んでも号泣してしまいますね。 それにしても、伊庭八郎…最後まで出てきた(笑)どんだけ好きなんだよ。 同人で番外編書いてましたか…知らなかったなぁ。今からじゃ集めるの無理だよねぇ。 2014/02/03
カナリア
4
今まで軽い気持ちで読んでいましたが、さすが最終巻。総司の一緒に戦いという気持ちに感情移入しちゃいました。2010/09/04
nono
1
新撰組シリーズラスト。全体的に微々BLの、新撰組入門編でした。少々物足りないが、コバルトではこんな物かと。軽目に読了。2015/09/26