内容説明
時は戦国、元亀元年。信長は浅井・朝倉を攻めんと戦の準備を進めていた。カイの表向きの身分は、明智光秀の養子。出家した身で養子縁組もあったものではないが、要は光秀が後見人―カイが信長の臣下に入ったわけである。ある午後りカイは主君・信長から金華山の山館で、美濃姫の呪詛を破れ、と命じられた。信長は黄泉帰りの蝶を自らの呪物とし、覇王の座を掌中に収めんと欲していた。
著者等紹介
藤原真莉[フジワラマリ]
1978年1月8日生まれ。福岡商業高等学校卒業。『帰る日まで』で、’95年上期コバルト読者大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
咲穗
10
一向一揆への対応に手を焼く信長。 一方、岐阜御前の身を巡っては様々な者の思惑が絡んでいて… ルイスの行動がよめないから先がわかんない… 竹千代君がやっぱり結局1番大人説2021/12/07
ゆきこ
7
「姫神さま」20巻目再読。内容盛りだくさん。整理しながら読まないと混乱しそうです。比叡山焼き討ちでカイの意志もついに定まったかな、という感じ。カイと平三の友情にはいつも胸が熱くなります。2016/03/14
ひろ@ネコとお茶愛
2
またテンさんとカイさんが離れ離れになってるな~と思っていたけど、今回は2年???不老の人と神様だとスケールが大きい。春日山城が出てくると相変わらずとてもワクワクするし今回は養子のお二人が……!!すごくいい。2025/02/24
りつこ
2
久々の戦国本編。こ憎たらしかったルイスは憎たらしくなっていました。何なのあいつ!最悪じゃねーか(少女小説のキャラにここまで憤る自分が情けない)。そろそろ信長の最期かと思うとさびしいようなほっとするような。そしたらわたしもコバルト卒業したいです、いい加減。でまこのシリーズを見届けるまでは死ねない!とか思ってたら来月の本誌で氷室先生の読み切り!?まじ!?じゃあ銀金第二部も夢じゃない!?2004/12/27
海歌@旧アカウント
1
カイ&テン、とりあえずよかった。2010/04/06
-
- 和書
- 毛沢東 角川文庫