内容説明
月乃守家が支配する照り葉大陸。その一族の姫君・遠江は菘国の山中に乳母の不破とひっそりと暮らしていた。その髪と瞳は、月乃守家直径の証である銀色だった―。ある日、母親の桔梗の方から文が届く。強国菖蒲の国守・氷雨家の若君と結婚させるつもりらしい。銀髪を黒に染めて桔梗に向かう遠江は、旅の途中志摩という少女を助け、さらに五年近く行方不明だった異母兄と会うことになるが。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
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のんの
2
主人公は、甲斐の妹(猫かぶり系)の遠江の話。で、旅の途中に甲斐の一行と、出会うことに。2020/05/31
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
0
【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #5561997/02/28
cgatocairb
0
B
神葬
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コバルト前にこの本は読み終えました。しかしいつ完成するの2010/03/02
みっくん
0
前田珠子さん、読み返し中。このシリーズは終わったら読もうかと考えていたと思うのだけれど、絶対に終わらないつーか続き出ないだろうって思うので、読んじゃえー! あまりストーリーもキャラもハマるほどではなくて、田村由美さんの絵の美しさ、可愛らしさを愛でる読書かもしれない。2022/02/20