内容説明
「聖なる印」を持ち、男として育てられたアルディと、シルヴィアナの第二王子イリスは出会い親友となった。だが、性別を偽ることが難しくなりはじめたアルディに、両親は国を出ると決めてしまう。そのことを知ったイリスは王宮を飛び出し、アルディのもとへと急いだ。離れたくないという気持ちが恋だと気づいたのだ。そんな想いを打ち明けられたアルディは、イリスと将来を誓い合うが…。
著者等紹介
金蓮花[キンレンカ]
3月20日、東京生まれ東京育ちの在日朝鮮人三世。朝鮮大学師範教育学部美術科卒業。1994年5月『銀葉亭茶話』で第23回コバルト・ノベル大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
6
図書館
のんの
1
前の2つの巻のヒロインとは違ってボーイッシュなヒロイン。男の子っぽく育てられたアルディは、二色の瞳と額に花形の痣がある。今回は両親健在。約束が違うと、婚約者を殴りに行くタイプかー、行動派。最後は話が、きれいにまとまった。2019/05/25
みとん
1
うーん。感情移入のしにくいアルディ編。この「アルディ編」は一番再読数が少ないはずなのに、内容はほぼ覚えてた。それくらい最低ヘタレヒーローだったってことか?っていうかヘタレですらないな。婚約までしたアルディを放って、高級娼館に入り浸りのヒーローって・・・。せめて酒やギャンブル程度にしてほしいよね。っていうかアルディの言うとおり、身分を捨てて出奔くらいしろよ。この巻でイリスを見直すことがなかったので、2巻目はイメージドン底スタートだね。よほどの挽回がないと認めてもらえないよ、読者に・・・。
みとん
1
あぁ、カウルの上を行くダメヒーローがいたよ・・・。あまりにダメすぎて「アルディ編」あまり読んでないんだよねー。途中まではよかったんだけど、あまりの堕落っぷりにこれは最低最悪のヒーローだろ。事情があったにしろ酷すぎる。おかげでアルディがヒロイン兼ヒーローという変な立場(笑)2巻もたしかあまり記憶にないのですが、イリス復活の巻と考えるのが妥当かな?アルディパパに許しをもらわないとだし。個人的にアンマリーとデグレのカップルも気になるので、書かれてると嬉しいな。もちろんアルディパパとママの仲直りも(笑)2015/07/02
綾月
1
【蔵書】