内容説明
文久三年。俺=土方歳三は、壬生にある浪士組の屯所にいた。そこに吉原田圃で助太刀してくれた斎藤一が訪ねてきて、仲間に加わったり、赤穂の義士の衣装を象った浅葱色をした背割羽織を隊服として揃えたりしていた。そんな中、辻斬りが相次ぎ何の罪もない町人たちが犠牲になっていた。目撃した者たちが下手人を浪士組の者だといって、確認させたところ、一様に指さしたのはなんと俺…。
著者等紹介
藤堂夏央[トウドウナツオ]
4月1日生まれ。京都の某私立大学を卒業後、高校講師などの職を経て作家に。96年、花丸ノベルズ(白泉社)よりデビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
らる
8
読友の明里さんに借りて読みました。まとめ読み。2014/10/25
小雀✡犬成分が補充されました✨
8
鴨暗殺まで。2巻までに比べると全体的にあっさり薄味でしたね。オリジナルな話が面白かったです(^ー^) 斎藤一クン登場!私の中で彼は長身ではなかったのですが……そうですか。しかし、鴨暗殺で土方が隊服着てるのには納得いきませんね。 まぁ、まぁ…フィクションって事ですよね。次、池田屋です!2014/02/02
フキノトウ
8
このシリーズ、芹沢がどうも憎めないキャラです。だからちょっと哀しかったです。どんどん物語が進んでいくし、結末に向かっていく悲劇(描かれるんですかね?)は読みたくないなぁ。2013/12/02
咏-uta-
6
この作品としての新選組はもう折り返し地点で読むペースが落ちた。終わってしまうのが勿体無い!それだけの理由でわざとゆっくり読んでも終わりってくるのでどう調節しても読み始めて三十分で半分以上は読んでいる…。○○○さんや○○○さんが退場する巻です、新選組ものはこの事をきっかけに話が動くので先の話にも期待。最初は一つ一つの出来事が軽い話だなー…と思ってたけどサクサク感が心地良くなってきた。2013/11/27
nono
1
新撰組シリーズ第3弾。斉藤一登場。芹沢さんもラスト。2015/09/25