内容説明
黒い剣の伝説が支配するフィン公国。行方知れずの勇者フィン一世公を追って、イリスの地に向かう剣士レオンとオルフェルド族の娘リリア。だが、イリスの南、黄金の湖には、何もない神殿が残されているばかりだった…。美貌の姫レアミカの婚約者アモンもまた伝承の謎を探り、“ときのいずみ”を訪れる。導かれるように再会したレオンとアモン。黒い剣の指し示す公国の行く末とは。
著者等紹介
青木祐子[アオキユウコ]
8月16日生まれ。長野県出身、愛知県在住。「ぼくのズーマー」で2002年度ノベル大賞受賞
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