内容説明
疎遠になっていたラウールの叔母が訪ねてくるという。難癖をつけてシャロンとラウールの結婚をジャマするためだ。そこでシャロンは、叔母に隙を見せないように礼儀作法をコンスタンスから習うことにした。だが、コンスタンスのもとへ向かう途中で、シャロンは強盗に襲われる若者を見つけてしまう。そうして彼女が事件に関わっている頃、叔母は到着し、息子がいなくなったと言い出して…。
著者等紹介
橘香いくの[タチバナイクノ]
1967年11月4日、福岡県生まれ。福岡女子大学国文科卒。『洞の中の女神』で1994年度上期コバルト・ノベル大賞佳作入選
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