内容説明
15歳の花島ゆきが唯一の肉親である姉を交通事故で亡くしたのは一週間前のこと。大好きだった姉の通夜の日、天涯孤独になったゆきの家に異母弟で天と名乗る少年が訪ねてくる…「一緒に暮らそう」と無邪気に微笑む彼に導かれ、ついて行った家では病気の妹が暖かく迎えてくれた。やがて天がある告白を…!?アマテラスやスサノオなど日本神話の神々が絡む幻想ストーリー。
著者等紹介
倉本由布[クラモトユウ]
1967年6月14日、静岡県浜松生まれ。浜松市立高校をへて、共立女子大文芸学部卒業。1984年春、高二のとき、第3回コバルト・ノベル大賞に『サマー・グリーン/夏の終わりに…』が佳作入選、高校生作家としてデビュー
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