内容説明
謎の「獣」による、貴族の襲撃事件が連続発生するシャリアン聖国。下級貴族の娘リリーベルは、アースオン伯爵家の夜会に出席する。伯爵の長男で、剣の兄弟子でもあるアリエスに、大事な告白をするため…。しかし「獣」出現の報が入り、夜会は中断してしまう。翌日、リリベールは再び伯爵家へ向かう。第五夫人として、アースオン伯爵に輿入れするためだった!王朝アクション・ファンタジー。
著者等紹介
ゆうきりん[ユウキリン]
東京都生まれ。『夜の家の魔女』で、第19回コバルト・ノベル大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
静間
3
宗教×恋愛(?)。一巻。一神教の宗教国家の貴族であるリリーベルが主人公。数年前に十字軍遠征を思わせるような異教徒への侵略を行っている。宗教の腐敗・神の嘆き・異端審問等々少女小説でありながらかなり重くシリアスな内容。リリーベルは異教徒で貴族を狩るス・イーの戦士ルァズにつかまってしまう。/読めば読むほど、リリーベルの兄弟子である聖騎士のアリエスに思いを寄せるリリーティング嬢が苦手になる。せっかく男装の麗人なのに、女性騎士団を率いているのに、公爵の一人娘なのに、生臭く狡猾なイメージが付きまとう。2012/11/01
Natsumi
1
図書館
ジュン
1
「魔王なあの娘と村人A」の著者が過去に書いた本を探して、見つけた。……5巻迄あるのね。……終ってるの?まあ、さておき。内容はパラレルワールド、中世頃のヨーロッパっぽく、「魔炎」という魔法か手品か分からないもの以外はサスペンスありの騎士物語、といったオーソドックスなもの。……リリーベルの立場が非常に複雑怪奇ではあるけれど。前門の虎、後門の狼、だっけ?とにかく酷い。2014/06/13
サラ
1
リリーティグほど腹たつ男装の麗人は初めて。騎士のように振る舞いながらアリエスに媚び売るなよ…2012/02/22
蒼1228
1
お、重い……。高屋未央さんのイラストにつられて読んだのですが、中世ヨーロッパの十字軍遠征辺りをモデルにしたっぽい世界観で、作中10年前の、神の嘆きを鎮めるため行った異教徒討伐遠征にまつわるあれやこれやが。信仰とそれを権力の道具にした人たちの恐ろしさ、殺されたから殺し返すのは正しいのか、など全編シリアス一色。2009/10/09




