内容説明
中世１３世紀のイタリア、フィレンツェの豪商の娘ヴィオナは家出して、粗野で剛健な男たちが集うサン・フロリアヌス村の貧乏騎士団に身を寄せていた。はねっかえりお嬢様ヴィオナが恋した青年騎士クラウディオ、ふたりはめでたく婚約するが、クラウディオは馬レースのパリオに優勝するため厩に泊り込む日日。そして騎士団の命運をかけた祭りの折り、ふたりを分かつ大事件が―。
著者等紹介
中井由希恵［ナカイユキエ］
８月５日生まれ。『ミューズに抱かれて』で２０００年度ロマン大賞佳作入選
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感想・レビュー
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shizuca
5
まさかの二巻からよむと言うドジをふみましたが、二巻からでも楽しめます。いきなり二人が恋仲になっていますけど……。昔のコバルト文庫は歴史モチーフが素敵に読みごたえがあります。資料で下調べ、というかしっかり舞台を作ってから書いているのが伝わってきます(わたしがそう感じているだけかもですが)。この作品は舞台が中世イタリアで、実在の人物などは出てこないのですが、知ってる町の名前などはちらりほらり出てきます。2015/04/16
punto
0
追記。2007/04/17
