内容説明
失踪したフェリックスを捜すため、コラリーと〈シュシナック〉はエドワードの屋敷に留まっていた。そこでコラリーは、弁護士から少しでも情報を引き出そうと揺さぶりをかけ、彼が何かを隠しているらしいと気がついた!?一方、エドワードに監禁されたフェリックスは、かつて母親が捕らわれていた部屋でまどろんでいた。安らぎのない悪夢にさいなまれながら…。隠された真実は暴かれるのか。
著者等紹介
橘香いくの[タチバナイクノ]
1967年11月4日、福岡県生まれ。福岡女子大学国文科卒。『洞の中の女神』で1994年度上期コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
5
図書館
こんこん
2
過去、というのは文字通り過ぎ去ってしまったことであるわけで、今更変えることは出来ない。ただ、それに振り回されずに向き合うべきもの、なのだよなあ、と。誰も彼もが振り回されていたような展開に、そんなことを思いつつ。2010/06/02
天鈴
2
15巻です。コラリーの決断のおかげでフェリックスは救われたんでしょうか? そして、コラリーに庇われた彼女はまた出番はあるのかな? あれで終りはちょっと切ないな。続編にでればいいのに。それはそうと、義兄があっさりと許されたことがどうも納得いかない。全ての原因ではないけど、まったく無実ってわけじゃないと思うんだけどなぁ。2009/09/09
みや
1
☆☆☆☆☆2003/04/30
deltazulu
1
フェリックス母の真実が見えるお話。花に例えた恋人たちのやりとりがとてもよかった。しかし、シュシナック、そろそろ諦めが悪くないかい?2009/04/07