内容説明
博喩堂高校に入学した水無瀬誠は、入学式の日、同じ中学出身の柏樹遊と再会する。頭脳明晰で容姿端麗な遊に、誠はあこがれに似た想いを抱いていた―。折しも日本は、内戦のまっただ中。高校生による「高等生徒隊」の設置が噂されていた。入学式のあと、遊は、誠もいれて5人班を結成する。戦争で生き残るため、最高の人材を集めたというのだが…。美しくも哀しい青春を描くハイスクール戦記。
著者等紹介
鷲田旌刀[ワシダセイトウ]
1970年のバレンタインデー、群馬県前橋市に生まれる。県立前橋高等学校から中央大学法学部に進む。卒業後、地方紙で新聞記者として働く。『つばさ』で2001年度ロマン大賞佳作を受賞
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感想・レビュー
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Janne Da Arc
1
小学生の頃に友達が貸してくれて読んだのでもう15〜6年前からずっと大好きな本です。子供の頃に読んだからこそ思うものがあったのかもしれません。それでも大人になったいまでも私は好きです。2016/06/04
雪町
1
内戦に高校生を動員する法案が整備され、主人公達の通う高校が前線に送られる話。理想に酔った周囲に、翻弄されるのが辛い。色々気になるところで終わっていて消化不良。2016/02/22
咲世
1
初めて買った小説で、大変思い入れがあります。 読んだのは中学のころでしたから内容はちょっとうろ覚えですが…。 大学生や大人といった自分達より目上の、大きな存在に翻弄される高校生たちの戸惑いがとても印象的でした。
ハルトライ
0
うーん。ありとあらゆるものが、微妙。2014/12/20
蘇芳
0
友達から借りた本、アンバランスかな。2003/07/21