内容説明
普段はそっけない叔母から「風の宝玉」を探してほしいと頼まれたジャスティーン。炎の指輪の精・レンドリアは乗り気ではないが、頼まれてもいないダリィはやる気まんまんだ。いつも一緒にいるシャトーが同行してくれないのは心細いが、水の王子・スノゥのおかげで宝玉があるという屋敷までたどりついた。今はもういない、風の一族の人間が住んでいたその屋敷には幽霊が出るという噂で…。
著者等紹介
高遠砂夜[タカトオサヤ]
1967年12月25日、石川県生まれ。『はるか海の彼方に』で、第二十回コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
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読生
3
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/40860005712021/02/14
Natsumi
2
図書館
century-century
2
レヴィローズシリーズ4冊目。やっぱりこのシリーズ、読みやすいなあ。無駄な描写がなく、それでも、各々のキャラクターがとても際立っています。とても私好み。風の番人の真意が明らかになる場面は、読んでいて切なくなりました。悲しい選択だったけど、彼女にとってはあれが最善だったのね…。2020/03/04
妃后
2
ダリィの宝玉からの嫌われっぷりと、レンドリアのジャスティーンからの信頼のなさっぷりが酷いと思う。2015/05/15
こうり
2
スノゥの再登場。気苦労のたえない子。一見レンドリアとスノゥはジャスティーンを取り合っているように見えるのに実際はダリィの押し付け合い。気位の高い宝玉達が何してるんだろう。風の番人の想いは、ソールに伝わっただろうか。2014/03/25