内容説明
水蛇を支配する「蛇巫」の力に目覚めた沙月は、吼の宿主になることに。だが、不思議な事件に巻き込まれるせいで次第にまわりから浮いてしまっていた。沙月は、同じ蛇巫の青年、汀と出会う。水蛇を食べたせいで不老不死の身になり、それをとくために成瀬の当主を訪ねてきたらしい。沙月は彼を玻瑠佳のもとに案内するが、そのとき、「水蛇を吸い込む水晶」に吼が捕らわれてしまって…。
著者等紹介
毛利志生子[モウリシウコ]
11月7日生まれ。広島県在住。龍谷大学文学部卒業後、生花の専門学校、トリマー専門学校を卒業。『カナリア・ファイル~金蚕蠱~』で’97年度ロマン大賞を受賞
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