内容説明
愛と漂泊をくりかえし、夢と切ない抒情詩を描き続けた竹久夢二。青春のロマンと妖しいイメージを、絵筆に託した夭折の天才青木繁。明治・大正に咲いた日本のアール・ヌーヴォー。
目次
竹久夢二(大正を象徴する詩人画家;心でとらえた女性風俗;時空をこえた異国趣味;郷愁と慕情;夢二芸術を代表する名作《黒船屋》;日本のアール・ヌーヴォー;南画にみる夢二の心情;評伝―人生と芸術を抒情した自由人)
青木繁(浪漫主義の魅惑と憂愁;古代への憧景;放浪と愛と;知的絵画の創造《わだつみのいろこの宮》;妙義山スケッチ旅行;青木繁と世紀末美術;評伝―短い生涯の軌跡)