アート・ギャラリー 〈15〉 - 現代世界の美術 ローランサン マリー・ローランサン

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  • サイズ A4変判/ページ数 99p/高さ 31X31cm
  • 商品コード 9784085500150
  • NDC分類 723.08

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

49
バブル期に出たローランサンの画集。かなり豪華。ローランサンの絵は甘いピンクとグレーが調和した抒情的な女らしい作風でたまらなく好きだ。しかしそこにたどり着くにいたりピカソらボヘミアン画家の集まる洗濯船の芸術家仲間と切磋琢磨して抽象画らしきものも描いていたとは知らなかった。堀口大學が「彼女には男性らしいところはみじんも見受けられなかった」と語っていたという談が印象的。晩年は画力の衰えが見られたというのが悲しい。大判で見やすく素晴らしい画集。2017/12/20

coco.

14
女流画家マリー・ローランサンの画集。演劇、バレエ『牡鹿』など舞台芸術にも多く参加しており、演劇界にも花を添えている。初期は灰色が画面を占める比率が高く、寂寞、湿気といった印象。後に彼女の代名詞となるパステルピンクが差し色に加わると、息詰まるような重々しさが中和され柔らぐ。意図を持った配色か不明だが、ピンクストール、ばら色のスカーフを着こなす男性画家の肖像画が、お洒落。好きな作品は、禁断の香りが匂う『二人の少女』、妖艶な『ヴァランチーヌ』。晩年頃に撮影された女史の写真は、どの年齢よりも若々しく最高に美しい。2014/03/24

わたなべ

0
ローランサンはゆめかわいい2015/12/18

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