感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
seichan
3
池田満寿夫の版画が入ってるかなりの大判本。中年男が家庭教師先の上流階級のユダヤ人の娘と儚い恋をする、小説というより散文詩のような作品。恋なのか妄想なのか輪郭も定かではなく、エゴン・シーレのデッサンに淡い透明水彩を刷いたような不思議な沈痛さがあって、忘れがたい小品。中学の頃から何度か読み返し、いくつかのフレーズは暗記してしまったくらい。あ、舞台がイタリアとはいえウィーンにも似た街トリエステなんで、池田満寿夫とは『全く』合わないです。この企画は当時売れっ子だったからか、訳者の丸谷の趣味だったのか。2016/09/15
-
- 電子書籍
- ブラ恋~よせてあげてもズレてる二人~【…
-
- 電子書籍
- 異世界薬局【ノベル分冊版】 1 MFブ…




